不動産ライターになるには何をすればいいの?
実務経験や資格がなくても案件は取れる?
フリーランスのWebライター(不動産特化)として活動しています。
今回はこんな疑問を解決できる記事を書きました!
- 本記事の内容
・事前準備が必要な理由
・不動産ライターになるためにやるべきこと
・【パターン別】不動産ライターになるための事前準備
・実務経験や資格がない状態からの戦略
高単価といわれる不動産ライターに興味を持ったものの、まず何をすればいいかわからない人も多いはず。
そもそも実務経験や資格がないのに、本当に不動産の案件を取れるのか疑問に感じますよね。
でも安心してください。不動産ライターになれるのは有資格者や実務経験者だけではありません。
未経験の人でも、不動産の勉強をして一次情報を得られれば不動産案件を取れます。
そこでこの記事では、未経験から不動産ライターになるための事前準備を紹介します。
具体的に何を学び、どのような行動を取ればいいかがわかるので、ぜひ最後までご覧ください。
事前準備が必要な理由
事前準備が必要な理由は2つです。
・そもそも案件を受けられない
・継続案件につながらない
Webライターとして記事を書くのであれば、記事の質や不動産に関する知識が求められます。
クライアントさんの立場で考えると、不動産の知識がゼロの人に対して仕事を任せたくないですよね。
なので、不動産の勉強をしていない、一次情報を持っていないといった丸腰の状態では、そもそも案件を受けられないんです。
仮に仕事を受けられたとしても、記事の質が低ければ継続した発注をもらえません。
やりながら学ぶ部分もありますが、最低限の知識は身につけておく必要があります。
不動産ライターになるためにやるべきこと
不動産ライターになるためにやるべきことは2つです。
・不動産の知識を身につける
・自分の強みを見つける
それぞれ見ていきましょう。
不動産の知識を身につける
不動産の知識を身につけなければ、読者にとってわかりやすい記事を書けません。
質の高い記事を書くためにも以下のような知識はを身につけましょう。
・不動産売買の流れ
・不動産売買でかかる費用や税金
・不動産投資の仕組み
ほかにもいろいろとありますが、まずはこれらの知識を身につけて、不動産ジャンルの土台を固めていきましょう。
ネットで検索して勉強する方法もありますが、おすすめなのは以下の本を読むことです。
- 【実務を学ぶ】不動産の営業マンが実務で何をしているかがわかる1冊
- 【不動産投資を学ぶ】不動産投資の始め方や考え方、融資の裏側がわかる1冊
とりあえずこの2冊を読むことで、基礎はOKです。もし知り合いに不動産会社に勤めている人がいる場合、お話を聞いてみるのもいいですね。
自分の強みを見つける
不動産ライターとして案件を取るには、自分の強みを見つける必要があります。
自分の強みとは、言い換えると「あなたに発注する理由」です。
たとえば、
・不動産会社で勤務経験があるので、リアルな情報を届けられる
・宅建を持っているので、信頼性・権威性のある記事が書ける
このような内容です。
自分は実務経験も資格もないからムリだ…
こう感じるかもしれませんが心配いりません!
なぜなら、一次情報も立派な強みになるからです。
一次情報とは、本人の直接的な体験から得た情報や、本人が行った調査・実験の結果のことです。
・不動産売買の経験
・注文住宅を建てた経験
・不動産を相続した経験
・不動産投資の経験(少額投資含む)
このような経験があれば、一次情報として自分の実体験を含めた記事が書けるので、大きな強みになります。
クライアントさんも一次情報を持っている人を求めているので、自分のなかで不動産にまつわる経験がないか棚卸ししてみましょう。
もしも不動産の一次情報がないという人は、これから作ることもできます!
たとえば、不動産クラウドファンディングで不動産に投資することで、不動産投資の一次情報を得られます。
投資する金額の大小は関係ありません。
投資をする際にどのような情報を検索したか、何に困ったかなど、実際にやって得られた経験が一次情報になるんです。
不動産投資に関するWebライターの案件は豊富にあるので、何も実績がない人は不動産投資を攻めてみるのもいいですね。
不動産投資の経験を積みたい人におすすめなのは「利回り不動産
1万円から不動産に投資できるので、比較的簡単かつリスクを抑えて不動産投資の一次情報を得られます。
不動産投資の実績をアピールして、不動産ライターとしての一歩を踏み出しましょう。
【パターン別】不動産ライターになるための事前準備
ここからは不動産ライターになるための事前準備を、実務経験・資格の有無をもとに、4つのパターンに分けて解説します。
①実務経験者かつ資格保有者の場合
実務経験者かつ資格保有者は希少価値が高いので、すぐに案件に応募してみるのもおすすめです。
具体的なステップは以下のとおりです。
①実務経験・資格をアピールして応募する
②仕事が取れない場合はブログに取り組む
③ブログをポートフォリオにして再度応募する
執筆実績がなくても「ぜひ書いてください!」となることも。
もし、何回か応募して受からないようであれば、ブログで不動産関係の記事をいくつか書いてから、再度応募しましょう。
応募時にブログ記事を提出することで、文章力を判断してもらえます。
ブログの開設方法は以下の記事でくわしく紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
②実務経験はあるが資格がない場合
実務経験はあるものの資格がない人は、①同様にすぐに応募してみるのもありです。
具体的なステップは以下のとおりです。
①実務経験をアピールして応募
②仕事を取れない場合はブログに取り組む
③ブログをポートフォリオにして再応募
④スケールしたい場合は資格を取る(宅建やFP)
①同様に、何回か応募して受からないようであれば、ブログで不動産関係の記事をいくつか書いてから、再度応募しましょう。
ブログの開設方法は以下の記事でくわしく紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
不動産ライターは宅建やFPの資格を持っていると記名記事を獲得しやすくなります。
記名記事とは、記事の最初や最後に記事を執筆したライターの名前を載せてもらえる記事です。
実績としての権威性・信頼性が最も高く、記名記事が増えることで新しい案件を取りやすくなります。
今後不動産ライターとして活躍したい場合は、ライター案件と並行して宅建やFP2級の資格取得にもチャレンジしましょう。
もちろん記名記事でなくても公開可能であれば実績にできますよ。
③資格はあるが実務経験がない場合
資格はあるものの実務経験がない人は、本を読んで実務の知識を補いましょう。不動産ジャンルは専門性が高く、資格だけで実務部分を補うのは難しいからです。
おすすめの本は以下の2冊です。
- 【実務を学ぶ】不動産の営業マンが実務で何をしているかがわかる1冊
- 【不動産投資を学ぶ】不動産投資の始め方や考え方、融資の裏側がわかる1冊
保有している資格に応じた戦略は以下のとおりです。
宅建持ち | FP持ち【金融ライターを経由】 |
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①不動産に関する本を読む ②ブログに取り組む ③ブログをポートフォリオにして応募する | ①相続や債務整理、終活案件を取る ②金融兼不動産の実績をゲット ③不動産案件を狙う |
FPを持っている人は、不動産と金融が絡む相続や債務整理、住宅ローンの案件を狙うのがおすすめです。
「不動産✕金融」を狙うことで、金融系・不動産系どちらの実績にもなるので、仕事の幅を広げやすくなります。
一次情報がなく、なかなか案件が取れない場合は④の方法を試しましょう。
④実務経験も資格もない場合
実務経験も資格もない人は、何かアピールできるものを作る必要があります。
とはいえ、不動産ライターになるために高額な不動産を購入する訳にはいきませんよね。
そのような人におすすめなのは、不動産クラウドファンディングで不動産に少額で投資し、投資経験を積むことです。
実際に投資してみることで、一次情報を得られるため、案件獲得時のアピール材料になります。
実務経験も資格もない人は、以下のステップで進めてみましょう。
①不動産に関する本を読む
②不動産クラウドファンディングで投資をする(一次情報ゲット)
③不動産クラウドファンディングの記事をブログに書く
④ブログをポートフォリオにして応募する
⑤スケールしたい場合は資格を取る(宅建やFP)
本来不動産投資は数千万の費用がかかりますが、不動産クラウドファンディングであれば1万円から始められます。
不動産クラウドファンディングで実績になるの?と思うかもしれませんが、ぼく自身不動産クラウドファンディング会社から執筆依頼を受けているので、投資経験者への需要はありますよ。
不動産投資の経験を積みたい人におすすめなのは「利回り不動産」です。
1万円から不動産に投資できるので、比較的簡単かつリスクを抑えて不動産投資の一次情報を得られます。
不動産投資の実績をアピールして、不動産ライターとしての一歩を踏み出しましょう!
準備が整ったら案件を取りにいこう
不動産ライターは実務経験や資格を求められる傾向にありますが、実務経験や資格を持っていないと書けない訳ではありません。
実績や経験がないのであれば「作る」という意識を持ちましょう。
今回紹介したステップをこなし、案件を受ける準備が整ったら、ついに案件への応募です。
具体的な案件の探し方、取り方は以下の記事で解説しているので、ぜひ参考にしてください!