・不動産ライターの案件はどうやって取ればいいの?
・高単価案件はどうやれば見つけられる?
フリーランスのWebライター(不動産特化)として活動しています!
今回はこんな疑問を解決できる記事を書きました!
- 本記事の内容
・【不動産ライター向け】高単価案件の取り方5選
・案件の受注率を高めるコツ
・仕事の幅が広がれば理想のキャリアを描ける
「実務経験や資格を活かして、不動産ライターとして活躍したい」「不動産投資の経験を活かして不動産ライターになりたい」と考えてはいるものの、
具体的にどうやって案件を取ればいいのかわからない…
と悩んでいる人も多いですよね。
クラウドワークスやランサーズでも案件は取れますが、高単価案件が少ないことに加え、20%程度の手数料もかかります。
これでは効率的に稼げませんよね…
そこでこの記事では不動産ライター向けの高単価案件の取り方や、案件の具体的な探し方を紹介します。
最後まで読んでいただければ、高単価案件の獲得方法がわかり、これからやるべきことが明確になりますよ!
【不動産ライター向け】高単価案件の取り方5選
高単価案件の取り方は大きくわけて5つあります。
①クラウドソーシングや求人サイトを活用する
②SNSを活用する
③メディアや制作会社に直接営業する
④コミュニティを活用する
⑤待ちの営業をする
それぞれについて見ていきましょう。
①クラウドソーシングや求人サイトを活用する
クラウドソーシングと聞くと、クラウドワークスやランサーズを思い浮かべる人も多いでしょう。
しかし、クラウドソーシングはその2社だけではありません。
案件の数は劣りますが、クラウドワークスやランサーズよりも高単価案件が掲載されているクラウドソーシングはたくさんあります。
たとえば、以下のとおりです。
・クラウドリンクス
・複業クラウド
・ソクダン
・Workship
・クラウドテック
・EDILENT
これらの多くはクライアント側がマッチング時に手数料を支払う形態を取っているため、ライター側に金銭的な負担が生じることはありません。
また、クラウドソーシングだけでなく、求人サイトもおすすめです。
Indeed(インディード)やエンゲージなどの求人サイトでは、アルバイトや正社員だけでなく「業務委託」の案件も豊富にあります。
クラウドワークスやランサーズのように手数料は取られないので、手残り金額が多くなりますよ。
高単価案件を取るためのおすすめサイトは以下の記事でくわしく解説しているので、ぜひ参考にしてください。
②SNSを活用する
SNSでも頻繁に案件の受発注が行われているため、キーワードをエゴサして案件を探してみましょう。
SNSのなかでもとくにおすすめなのはTwitter(X)です。検索窓で「ライター募集」や「ライター募集 不動産」と検索してみましょう。
タイミングよく案件を募集している人がいれば、DMやリプから連絡することで案件に繋がるかもしれません。
ほかにも、不動産ライターやディレクターの人をフォローしておくのもおすすめです。
ポロッと「誰か良いライターさんいないかな」的なことをツイートしていたら、DMやリプで提案してみるのも良いですね。
SNSを活用して案件を取る場合は、相手の発信内容や発信頻度をチェックするのがおすすめです。
発信内容を見れば人となりがわかるため、自分との相性も事前にチェックできます。
ただし、反対にクライアントさんから見られていることを意識しなければいけません。
仕事やクライアントさんのグチなど、ネガティブなことばかり投稿している人に対して仕事を任せたいと思う人は少ないでしょう。
③メディアや制作会社に直接営業する
メディアや制作会社に直接営業することで、余計な手数料はかかりません。
また、大まかな定価があるクラウドソーシングよりも、高い単価で受注できる傾向にあります。
直接営業におすすめの方法は2つです。
・Google検索
・求人広告検索
それぞれについて解説します。
Google検索
Googleで以下のようなキーワードを検索して、ライターを募集しているサイトを探してみましょう。
・不動産 Webライター
・不動産ライター
・不動産 ライター募集
最初の1〜2ページ目は求人サイトが多いので、10ページ目くらいまで見てみるのがおすすめです。
ライターを募集しているサイトがあれば、問い合わせをしましょう。ただし、Webメディアは常にライターを募集しているとは限りません。
タイミングによっては断わられる可能性があるので、断わられる前提で取り組むくらいが丁度いいですね。
Webライターを募集している記載がないメディアへの応募も積極的に行いましょう。
とくに記事にライター名が記載されているメディアがおすすめです。
「ライター名が記載されているメディア = 外注化しているメディア」なので、お問い合わせ欄から提案文を送ることで、採用される可能性があります。
求人サイト検索
求人サイト検索とは、マイナビやリクナビで求人掲載している企業に絞って営業を行うことです。
求人サイト検索のメリットは「予算が豊富な企業を把握できる」ことです。
たとえば、求人サイト大手のマイナビやリクナビは、掲載するだけで数十万〜数百万円の費用がかかります。
つまり、マイナビやリクナビなどの大手求人サイトに掲載している企業は、予算が豊富な企業であると判断できますね。
また、求人サイトには新卒用や転職用がありますが、どちらかというと新卒用のサイトで検索するのがおすすめです。
理由は同様で、新卒採用をしている企業のほうが企業規模が大きく、資金面でも余裕があるからです。
求人サイトで以下のようなキーワードを入力して、どのような企業があるかを探してみましょう。
・不動産
・Webメディア
・Web制作
・Webライター
「不動産」と検索してヒットした企業のホームページやオウンドメディアを見てみましょう。
SEO記事が掲載されているサイトがあれば、ライターとして仕事を取れる可能性があります。
また「Webメディア」や「Web制作」で検索することで、制作会社を調べられます。
SEO記事の執筆代行などを行っている制作会社であれば、直接営業することで案件を受けられるでしょう。
高単価案件を受ける大原則は、予算がある企業と取引することです。求人サイトで企業を絞り込んで営業先を探しましょう。
④コミュニティを活用する
Webライターは、横のつながりで仕事を受発注することも多いです。
ライター同士で横のつながりを作るためにも、オンラインサロン・コミュニティを有効活用しましょう。
とはいえ、初心者がすぐに案件を受けられるほど甘くはありません。
ライティングスキルを身につけながら、オンラインサロンやコミュニティで発信をして存在感をアピールしましょう。
不動産ライターであることを認知してもらえると、案件を受注しやすくなります。しかし、あつかましいのはNGです。
「不動産の勉強をしていること」や「まとまったリソースがあること」を伝えて、人手が足りないときに声をかけてもらえるくらいの温度感が良いですね。
「実務経験や資格がないと仕事をもらえないのでは?」と思うかもしれないが、そんなことはありません。
依頼者は資格や実務経験がなくても書けるKWを把握しているので、リサーチだけで書ける案件などを積極的に発注していますよ。
⑤待ちの営業をする
ここまでは、ライター側から営業をしかけるプッシュ型の方法を解説しました。
でも、プッシュ型の営業に苦手意識を持っている人も多いですよね。
そのような人は待ちの営業(プル型営業)に力を入れましょう。
待ちの営業とは、自分のポートフォリオ(作品集)を見てくれたクライアントさんから依頼を受ける方法です。
つまり、待ちの営業をするには、自分のポートフォリオをクライアントさんに見てもらえる工夫をしなければいけません。
・Twitter(X)のプロフィールにリンクを貼る
・Twitter(X)の固定ツイートにリンクを貼る
・ブログに注力する
・スキルシェアサービスを利用する
スキルシェアサービスとは、自分のスキルを商品化するサービスです。有名なのはココナラやランサーズのスキルパッケージですね。
一度商品を作ればお問い合わせが入るのを待つだけなので、営業の手間を削減できます。
実績が増えてきた人は、待ちの営業の仕組みを作ってみましょう。
案件の受注率を高めるコツ
案件の受注率を高めるコツは3つです。
①プロフィールを充実させる
②個別の提案文を書く
③仕事の幅を広げる
それぞれについて見ていきましょう。
ポートフォリオを充実させる
クライアントさんがライターの実力を判断できるのは、ポートフォリオとテストライティングしかありません。
つまり、ポートフォリオで魅力を感じてもらえなければ、テストライティングにも進めないのです。
あなたに仕事を依頼するかどうかを決める重要なものであるため、手を抜かずに作りましょう。
ライターを始めた当初は苦戦するかもしれませんが、ポートフォリオが充実すれば、案件を受けやすくなります。
案件を受注する際は、ポートフォリオへの掲載が可能であるかを事前に確認し、なるべく掲載可能なものを優先して取り組むようにしましょう。
ポートフォリオはエディレコという無料サービスがおすすめです。
ぼくも使っているので、ぜひ参考にしてください!
なかなか掲載可能な案件が受注できない場合は、ブログをポートフォリオにしましょう。個人ブログで不動産系の記事を書くことで実績になります。
WordPressブログであれば、WordPressを操作できる実績にもなるので、一石二鳥ですね。
WordPressブログの開設方法は以下の記事でくわしく紹介しています。
個別の提案文を書く
営業をする際は必ず個別の提案文を書きましょう。テンプレートを送るのはNGです。
テンプレの提案文は見る側からするとバレバレなので、印象が良くありません。また、テンプレだけでは相手に刺さる提案ができていないので、成約にも結びつきにくいでしょう。
自分のライティングスキルで、相手のどのような悩みを解決できるのか、相手にどのような未来が待っているのかをイメージできる提案文を送る必要があります。
テンプレ化しすぎるのも良くないのですが、大枠があったほうが考えやすいと思うので、ぼくが作成した提案文の一例を載せておきますね。
【例:不動産の富裕層向けメディア】
はじめまして、Webライターの岡﨑渉と申します。
◯◯の募集を拝見しご連絡差し上げました。◯◯という経験から、◯◯様のお役に立てるかと思いますので、お目通しいただければ幸いです。
【自己紹介】
東京都港区、千代田区、渋谷区を中心に不動産売買仲介の営業を3年行っておりました。現在はフリーランスのWebライターとして活動しています。
営業時代はエリア柄、富裕層のお客様と数多く接してきたため、富裕層の方がどのような視点で不動産を選ぶのかや、税制面について実体験にもとづいた記事を執筆できます。
【保有している資格】
・宅地建物取引士
・FP2級
【実績】
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【備考】
◆フリーランスのため執筆本数、納期は柔軟に対応致します
◆ご連絡は半日以内には返信できます
ご検討のほど、よろしくお願いいたします。
提案文は長ければ良いという訳ではありません。必要な情報を入れて相手にとって読みやすい文章にしましょう。
強みや自己PRはなるべく最初に持ってくるのがおすすめです。どうすればクライアントさんの目にとまるかを考えましょう!
仕事の幅を広げる
最初は記事執筆や構成から受けるケースが一般的ですが、仕事の幅を広げることで、案件を受注しやすくなります。
たとえば、以下のとおりです。
・キーワード選定
・画像選定
・WordPress入稿
・メルマガ作成
・インタビュー記事の作成
・公式LINE運用
SEO記事の執筆だけでなく、周辺の業務や別業務まで担えると、案件を受注しやすくなります。
クライアントさんは売上を上げることが目的なので、どのように貢献できるかを考えてみましょう。
仕事の幅が広がれば理想のキャリアを描ける
不動産ライターが高単価案件を取るには、積極的な営業が必要です。
しかし、考えなしに営業するのは非効率であるため、予算が豊富な企業を見極める必要があります。
求人サイトを活用すると効率良く企業を絞り込めるので、ぜひ試してみてください。
なお、受注率を上げるにはポートフォリオの充実や、業務範囲の拡大が大切です。
スキルや実績が身につくと、今後のキャリアにもつながります。