・Webライターの仕事内容が知りたい
・Webライターに必要なスキルが知りたい
・Webライターに必要なスキルを身につける方法が知りたい
このような疑問にお答えします。
- 本記事の内容
・Webライターの仕事内容
・Webライターに絶対必要なスキル7選
・Webライターが+αで持っていると良いスキル3選
・Webライターに必要なスキルを身につける方法
個人の力で稼ぐことが求められる昨今、時間や場所に縛られずに仕事ができるWebライターは人気の職業です。
しかし、Webライターって具体的に何をするの?どんなスキルが求められるの?自分にもできるかな?と疑問に思うことも多いでしょう。
そこでこの記事では「Webライターの仕事内容」や「Webライターに必要なスキル」を解説します!
スキルを身につける方法もお伝えするので、今後Webライターとして活動していくために何をやるべきかを明確にできます。
Webライターの仕事内容
Webライターに必要なスキルを知るには、まず仕事内容を理解する必要があります。
Webライターはインターネット上で文章を書く仕事です。
企業のメディアや個人ブログ、YouTube台本など、書く媒体は多岐にわたり、ジャンルの数だけ専門のライターが存在します。
具体的には以下のとおりです。
①SEOライター
②セールスライター
③コピーライター
④取材ライター(インタビューライター)
⑤シナリオライター
⑥PRライター
⑦Eブックライター
より詳細な仕事内容は「Webライターの種類7選!それぞれの特徴や最初に取り組むべきものを紹介」で解説しているので、興味のある方はご覧ください。
Webライターのなかで最もポピュラーなのが「SEOライター」です。
SEOライターとは一言で言うと「Google検索した際に上位表示される質の高い記事を書くライター」です。
企業も個人も自社のサービスを提供するには、たくさんの人にサイトを見てもらわなければなりません。
その手段としてGoogle検索で上位表示される必要があります。
Googleで上位表示される要素はさまざまですが、最も大切なのは読者の役に立つコンテンツを作ること。
読者が知りたいことは何かを考えて徹底的に記事を作り込む必要がありますね。
次章ではWenライターの仕事内容を踏まえたうえで、Webライターに求められるスキルを紹介します。
Webライターの気になる収入や稼ぎ方については「Webライター1本で生活できる?リアルな収入や稼ぎ方を紹介」で解説しているので、興味のある方はぜひご覧ください。
Webライターに絶対必要なスキル7選
Webライターに絶対必要なスキルは以下の7つです。
①パソコンスキル
②リサーチ力
③文章力
④SEOに関する知見
⑤スケジュール管理能力
⑥コミュニケーション能力
⑦メンタルケア
順番に解説します。
①パソコンスキル
Webライターにはパソコンスキルが求められます。
記事を書くだけでなく、クライアントとの打ち合わせや資料共有でさまざまなアプリ・ソフトを利用するためです。
・Word
・Googleドキュメント
・Googleスプレッドシート
・Chatwork
・Slack
・Zoom
Webライターを始める前にすべての使い方をマスターする必要はありませんが、基礎的な使い方は勉強しておきましょう。
アプリやソフトの基本的な使い方をクライアントに確認するのはNGです。
自分で調べられないライターというネガティブな印象を与えてしまうため、自分で調べられることは調べてから質問しましょう。
また、パソコンスキルとしてタイピングスピードも重要です。
まずはパソコンに慣れてゆくゆくはブラインドタッチまでできるようになれればベストですね。
②リサーチ力
WebライターはWeb記事を「書く」仕事ですが、実はリサーチが最も重要です。
一般的に「リサーチ8割・執筆2割」と言われ、なかには「リサーチ9割・執筆1割」と言い切る方もいるほど。
Webライターにとってリサーチが重要な理由は以下のとおりです。
・読者の悩みを把握するため
・正しい情報を集めるため
・競合と差別化するため
Google検索で上位表示されるには、読者の役に立つコンテンツを作る必要があります。
それにもかかわらず「読者が知りたいことと記事の内容がズレている」「情報が不正確である」といった状態では話になりません。
Webライターはリサーチした内容を読者にわかりやすく、正確に、過不足なく伝える必要があります。
③文章力
WebライターはWeb記事ならではの文章力を身につける必要があります。
読者はWeb記事を読まないからです。
お金を払っている紙の書籍と違い、無料のWeb記事では一言一句を丁寧に読み込む読者はいないと考えましょう。
見出しや図解、表など、目立つところをさら~と流し読みして、疑問に対する答えを探しに来るのです。
わかりにくい記事・読みにくい記事はすぐにブラウザバックして、違う記事を読み始めます。
読者が記事から離脱するのを避けるためにも、Web記事の原則に基づいて「わかりやすい文章」を書く必要があります。具体的には以下のとおりです。
・PREP法で書く
・箇条書きを使う
・重要なところは色を変える
・重要なところは枠で囲む
PREP法とは以下の順番で文章を書くテクニックです。
・結論(Point)
・理由(Reason)
・具体例(Example)
・結論(Point)
結論を最初に持ってくることで読者の悩む時間やストレスが減り、スムーズに記事を読み進めてもらえます。
また、文章の羅列では読みにくいため、箇条書きやマーカーなど、読みやすさも重視しましょう。
④SEOに関する知見
SEOとは、Google検索で上位表示させる施策のことです。
記事が上位表示されるとたくさんの人に記事を見てもらえるため、モノやサービスが売れるようになります。
SEO対策にはタイトルの付け方や見出しタグの設定など、さまざまな方法がありますが最初のころからすべてを意識する必要はありません。
そもそもSEOのアルゴリズム(ルール)はGoogleのブラックボックスであり、正解には誰にもわからないからです。
またアルゴリズムは頻繁に変わると言われています。
基本的な内容は本やYouTubeで学び、あとは記事を書くなかで身につけていきましょう。
おすすめのYouTubeと本は以下のとおりです。
- マナブさん:SEO対策の動画講義【SEO歴6年のノウハウを完全公開】
少し古い動画ですがSEOの本質はすべて詰まっています。最新版の情報はYouTubeで「SEO対策」と検索すれば大量に出てきますよ。
SEOとは何か?どのようなことを考えて記事を書けばいいか?が学べる本です。マンガチックで読みやすいのでおすすめです。
⑤スケジュール管理能力
Webライターにはスケジュール管理能力が必須です。
案件の締切に遅れないのはもちろん、修正にどれくらいの時間がかかるのか、自分の能力でどこまでできるのか、を踏まえてスケジュールを考える必要があります。
スケジュール管理がテキトーだと最悪の場合納期遅延を発生させてしまいます。
クライアントとの信頼関係が壊れるため、継続案件はいただけないでしょう。
副業・フリーランスにかかわらず、スケジュール管理は重要なスキルです。
⑥コミュニケーション能力
Webライターは一人でモクモクと作業する仕事と思って始める方が多いですが、コミュニケーション能力も重要です。
円滑なコミュニケーションを取れる人はクライアントから重宝され、継続的に案件を受注できるためです。
仮にライティングスキルが同じレベルの2人がいた場合、円滑なコミュニケーションを取れる人のほうを選びますよね。
クライアントとのコミュニケーションはテキストが主体です。
文章で端的にわかりやすく、かつスピーディに伝える力が求められます。
⑦メンタルケア
Webライターは自分のメンタルをケアする能力も必要です。
副業・フリーランスという働き方は自分のことを自分で管理しなければいけません。
失敗して落ち込むのはOKですが、落ち込んだメンタルをケアする方法も考えておきましょう。
Webライターのメンタルが落ち込むのは以下のようなタイミングです。
・案件に何度応募しても採用されない
・文章の修正箇所が多すぎる
・急に仕事がなくなった
とくに最初のころは落ち込むことが多いと思います笑。
自分の実力が足りないところは勉強してスキルを高めましょう。
誰にでも失敗はあるので過度に落ち込む必要はありません。
仮に落ち込んだとしてもすぐに回復できるように、自分なりのリフレッシュ方法を見つけておきましょう。
Webライターが+αで持っていると良いスキル3選
Webライターが+αで持っていると他のライターと差別化できるスキルは以下の3つです。
①WordPressが使える
②簡単な画像を作成できる
③経験に基づいた知識を持っている
1つずつ解説します。
①WordPressが使える
WordPressとはブログを作るソフトウェアです。
世の中の多くの企業サイトや個人ブログはWordPressで作られており、操作できるようになると大きなメリットがあります。
Webライターの仕事のなかにはWordPressに入稿する仕事も多数存在するからです。
WebライターであればWordPressは遅かれ早かれ必ず操作することになります。
早い段階から操作できるようになると、他の初心者ライターと差別化できますよ!
WordPressの開設方法は以下の記事で解説しているので、ぜひ参考にしてください。
②簡単な画像を作成できる
簡単な画像を作成できると、Webライターとしての仕事の幅が広がります。
・画像作成込みの案件に積極的に応募できる
・クライアントにオリジナル画像や図解の提案ができる
ブログのアイキャッチ画像を作れるなどの強みがあると、クライアントから重宝されます。
自分の強みを作り、クライアントに貢献できることを増やしていきましょう。
③経験に基づいた知識を持っている
経験に基づいた知識(一次情報)を持っているWebライターはクライアントから重宝されます。
なぜなら、Googleが記事の品質を評価する基準に「経験」を加えたためです。
ネットで拾える情報を寄せ集めた記事ではなく、実際の経験に基づいた質の高い記事が求められています。
特に金融、医療、転職などは専門的な知識や経験を求められるケースが多く、一次情報を書けるライターは高い報酬が見込めます。
自分の過去や現在の生活を振り返り、記事執筆に役立つ経験を探してみましょう。
大きな経験である必要はありません。たとえば金融系であれば「積立投資をしている」「仮想通貨を購入したことがある」といった経験も大きな武器になります。
Webライターに必要なスキルを身につける方法
Webライターに必要なスキルを身につける方法は以下のとおりです。
①本を読む
②講座を受ける
③写経する
④SNSで発信する
⑤ブログを書く
1つずつ見ていきましょう。
①本を読む
Webライターのスキルを高めるためにも本を読みましょう。
読書は、少ないお金で著者の経験が買えるコスパ抜群の勉強法です。
ぼくが初心者Webライターの方におすすめする本は以下の3冊です。
他にもおすすめの本があるので、詳しく知りたい方「【厳選5冊+α】Webライター初心者におすすめの本」をご覧ください。
ほかにも、案件に関わりのある専門分野の読書をするのもおすすめです。
②講座を受ける
ライティングスキルは本や動画などで学べますが、独学に自信がない方や効率的に勉強したい方は講座を受けるのもおすすめです。
講座ではプロから指導を受けられるので、ライティング力が最短で身につきます。
また、ライター仲間ができたり、仕事を受注できたりと、独学とは段違いの速さで成長できるでしょう。
最近ではオンライン講座が多くなっているので、時間や場所に縛られることなく学べます。
Webライター業界で有名な講座はWriting Hacks(ライティングハックス)です。
ライティングハックスのメリット・デメリットや受講者の声を知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
③写経する
尊敬するライターやブロガーの記事を写経するのもおすすめの方法です。
この場合の「写経」とは記事をひたすらタイピングして写すこと。
写経のメリットは以下のとおりです。
・見本とするライターやブロガーのライティングを体で覚えられる
・タイピングスピードが速くなる
・ブログの装飾が学べる
毎日写経すれば、見本とする人の文章が体に中にインストールされていく感覚になれます。
装飾箇所なども学べるので、読者目線に立った記事の書き方が身につきますよ。
④SNSで発信する
余裕がある方はぜひSNSで発信してみましょう。
SNSで発信するメリットは以下のとおりです。
・要約力がつく
・発信力がつく
・Webライター仲間と知り合える
・インフルエンサーとつながれる
・仕事の依頼がくる
Webライターと相性の良いSNSはTwitterです。
Twitterは文字数制限があるため、自分が表現したいことを端的にまとめる力が身につきます。
また、たくさんのWebライター仲間と交流できたり、インフルエンサーから有益な情報を得たりと、まさに有益なツールです。
さらに情報発信で、ライター案件の受注につながることも。
チャンスはどこに転がっているかわからないので、いろいろと試してみましょう。
⑤ブログを書く
WordPressで自分のブログを書くこともスキルアップにつながります。
Webライターの実務や本で学んだことを自分のブログで試せるからです。
Webライターとして成長するためには、書いて書いて書きまくることが重要。
「WordPressでブログを作るなんて初心者には荷が重い」と思うかもしれませんが、やってみると意外に簡単ですよ。
SNS同様にブログから仕事につながることも。
Webライターが個人ブログをやるべき理由は、以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。
まとめ
この記事では、「Webライターに必要なスキル10選」や「スキルを身につける方法」をお伝えしました。
Webライターに必要なスキルは以下のとおりです。
①パソコンスキル
②リサーチ力
③文章力
④SEOに関する知見
⑤スケジュール管理能力
⑥コミュニケーション能力
⑦メンタルケア
⑧ワードプレスが使える
⑨簡単な画像を作成できる
⑩経験に基づいた知識を持っている
上記のスキルを身につけるには、次の5つの方法を実践しましょう。
①本を読む
②講座を受ける
③写経する
④SNSで発信する
⑤ブログを書く
一気に全部やるのは難しくても読書やSNS発信、写経などとっつきやすいものから始めてみましょう!