・Webライターにはどんなメリット・デメリットがあるの?
・Webライターになるための条件はある?
・どんなステップを踏めばいい?
フリーランスのWebライターとして活動しています!
今回はこんな疑問を解決できる記事を書きました!
- 本記事の内容
・Webライターのメリット・デメリット
・Webライターの仕事例
・Webライターになるための条件
・Webライターになるための心構え
・Webライターに向いている人の特徴
・Webライターのスキルアップ方法
・Webライターになるためのステップ
「これから副業に挑戦したい」「スキルを身につけたい」と考えるなかで、Webライターという仕事を見かけた方も多いはず。
でもWebライター以外にも選択肢はいろいろあるので、「まずはWebライターのメリット・デメリットを知ったうえで比較検討したい!」と考えている方も多いでしょう。
そこで、この記事ではWebライターのメリット・デメリットなど、リアルな部分をお伝えします!
結論、Webライターはかなり幅広いスキルを身につけられるので、これから副業をしたい方やスキルを身につけたい方にかなりおすすめです。
ライティングスキルを伸ばすことで、会社員としての希少性も高まります!
それでは、早速具体的な内容を見ていきましょう!
Webライターのメリット
Webライターのメリットは、次のとおりです。
・働く時間と場所に縛られない
・初期費用が安い
・初心者向けの案件が豊富
・早ければ1ヶ月目から稼げる
・幅広いスキルが身につく
Webライターは文章を書く仕事なので、パソコンとネット環境さえあれば、すぐにでも始められます。
初心者向けの案件も多いので、早ければ1ヶ月目から稼ぐこともできます!
また、納期にさえ間に合えば働き方は自由なので、働く場所や時間に縛られることもありません。
ぼくもWebライターを始めてから田舎に移住しました。
さらに、Webライターをすることで、次のようなスキルが身につきます。
・正しい情報を調べるスキル
・わかりやすく伝えるスキル
・ターゲットを正しく設定するスキル
・SEO(検索エンジン最適化)のスキル
だれに・何を・どのように伝えるかは、どんなビジネスでも求められるスキルです。
今後セールスライターや取材ライターなど、活躍の場を広げたとしても、Webライター(SEOライター)で身につけた知識が無駄になることはありません。
Webライターの種類については、「Webライターの種類7つを、現役フリーランスWebライターが徹底解説」をご覧ください。
Webライターのデメリット
Webライターのデメリットは、次のとおりです。
・競合が多い
・最初のころは低単価な仕事が多い
・稼ぐためには書き続ける必要がある
Webライターは初期費用がかからず、すぐにでも始められる仕事であるゆえに、新規参入が多く競合が増えやすいデメリットがあります。
また、初心者向けの案件は低単価なものが多く、最低時給を下回ることも少なくありません、
ここまで聞くと、
え、Webライターで稼ぐのって難しそう…
と、思うかもしれませんが、心配はいりません。
しっかりとスキルを身につけて実績を増やせば高単価の案件を受注できるようになるので、月に30〜40万円ほどであれば1人で稼ぐことができます!
Webライターに限らず最初は低単価な仕事をこなすしかないので、長期的な視点で頑張りましょう。
収入に関しては、「Webライターのリアルな収入は?内訳と収入アップの秘訣を紹介」をご覧ください。
ちなみに、競合が多いというのは、初心者段階の話です。
参入障壁が低いという理由だけでWebライターを始めたものの、スキルを身につけようともせず消えていく人がたくさんいます。
・初心者60%
・中級者30%
・上級者10%
程度に考えておくと良いでしょう。
この割合から見てもわかるとおり、質の高いWebライターは多くなく、現場では常に「Wenライターが足りない」と言われているほどです。
しっかりとスキルアップに励めば、高単価のWebライターになれます!
ただし「稼ぐためには書き続ける必要がある」点には注意が必要です。
いわゆるフロー型(労働集約型)の仕事なので、書かなければお金は稼げません。
将来的に独立を目指す場合は、ディレクターとしてWebライターに仕事を依頼する側になったり、ブログを作ったりと、ほかの稼ぎ口を作っておくと安心ですね。
Webライターの仕事例
Webライターの仕事は様々ですが、主にWebサイトのコンテンツ作成が中心です。
なかでもSEOといい、Googleなどの検索エンジンで検索した際に、記事が上位表示されるような質の高い記事を書き集客へと繋げます。
「記事を書く→Googleで検索上位になる→多くの読者が記事を読む→商品やサービスを購入する」
このような流れでクライアントの事業に貢献します。
そのほか、Webライターが担当する業務には以下のようなものがあります。
・商品説明ページの作成
・SNSでの投稿記事の作成
・メールマガジンの編集
・広告文の作成
ぼくは不動産特化ライターとして、SEO記事の執筆をメインにしていますが、不動産会社の顧客向けのメルマガ執筆なども担当しています。
SEO記事で身につけた文章力はどんな場面でも活かせますよ!
Webライターの口コミ
SNSなどでWebライターの口コミを見ると、いろんな意見があります。
ネガティブな面でいうと、次のようなものが多いです。
・低単価で消耗する
・納期が短く忙しい
・収入が不安定
・悪質なクライアントがいる
Webライター注意すべきこと《4》
— こうたWebライター (@Web36427545) July 29, 2023
収入が不安定なこと
Webライターの仕事は案件単位での業務委託の契約が多いです。
次の仕事が確実にある保証がない為、収入が不安定になりやすいです。
まずは実績づくりと仕事を探すノウハウを身につけましょう。#Webライター #Webライター募集#webライター初心者
お金がまた必要そうなので、Webライターをちょこちょこ復活。
— ユウ@アングラライター (@yukm954) August 28, 2022
ランサーズを久しぶりに確認したけれど、昔より微妙な案件増えたなー。
テスト記事が単価の半分は、ダメな感じがする。
テスト案件だけで契約切って、記事集めする悪質クライアントもいるし😅
また、戻ればいいけど。
ぼくもこれにはすべて同意です。
ぼくの初案件は文字単価0.4円で、時給換算すると300円程度でした。
低い単価でまとまった金額を稼ごうとすると数をこなさなければならず、体力的にもきついですし、「これだけやってこれしか稼げないのか…」と思ったことも少なくありません。
なかには、Webライターと道具としてしか見ていないクライアントもいるので、そのような人に当たると心も疲弊します。
でも、これらの悩みは徐々に解決できます!
単価が高くなれば、少ない稼働で稼げますし、稼げるようになると納期が短い案件やウマが合わないクライアントの仕事を断れるようになるからです。
なので、Webライターはポジティブな口コミも多いですよ!
現在、継続依頼のクライアントは5社。文字単0.5円の量産型コラムから始まった執筆業も今は、ディレクターやWP制作、取材など色々と任せてもらえるように。Webライターは頑張り次第で、仕事がどんどん広がることが魅力の1つ。低単価時代に割に合わないと思いながらも続けてよかった☺️
— ひがし@熊本のライター (@higashinkyu) November 3, 2023
でもWebライターになったことで「何が何でも出勤」しなくてよくなった。家族が必要としているときに家に居られるし、体力の消耗も極少。誰も無理しなくてよくなった今の暮らしは最高なんです。
— ゆずき|看護師ライター7年 (@ns_yuzu) June 3, 2023
さて、本日のお仕事は終了です。
— 永瀬優@法律系Webライター (@yuuyakeiro43) October 31, 2023
専業ライターの良いところは時間の自由さ。
自分の時間もっと大切にしていきましょう。#ライター #ブロガー #副業
やはり、何よりも大切なのは「続けること」
Webライターとして稼ぐために必要なのは「やめないこと」です。市場から退場せず、動き続ければ必ず稼げます。稼げない人はみんな言い訳をつけて辞めてしまうんです。とにかく細く長く続けてください。FBをもらったり自分でスキルを磨いたりしているうちに、成長して稼げるようになります。
— すや|webライター×ブロガー (@suya_life_) November 6, 2023
まずは副業で始めて、半年〜1年をかけて収入を伸ばしていくのがおすすめです!
Webライターになるための条件
Webライターになるための資格や条件はありません。
しかし、文章のプロであること、クライアントワークであることを踏まえると、次のようなことが求められます。
・文章力
・コミュニケーション力
・Webの知識
それぞれについて解説します。
文章力
Webライターなので、当然文章力が求められます。
とはいえ、コラムニストや小説家のようなエモい文章を書く必要はありません。
読者の目線に立って、わかりやすく伝えるスキルを身につければ大丈夫です。
文章力を身につける本などは、「【厳選5冊+α】Webライター初心者におすすめの本」の記事で紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
コミュニケーション力
Webライターはクライアントワークなので、コミュニケーション力が求められます。
でも、対面でペラペラと喋るようないわゆるコミュ力ではありません。
クライアントとはテキストでのやり取りがメインになるので、「文章でわかりやすく伝える力」と考えましょう。
メールやチャットでのやり取りって結構面倒ですよね。
なので、何か疑問点があった際は、まずは調べる。そしてわからないことがあれば、要点をまとめて質問する。
これを徹底すればOKです。
「それ人に聞かなくても自分で調べればわかるよね?」という質問はNGなので注意しましょう。
スムーズなコミュニケーションが取れるWebライターは重宝されるので、継続してお仕事を依頼してもらえるようになります!
また、さらにいうと「提案」も大切です。
提案力が身につくとほかのお仕事も巻き取れるようになるんで、必然的に収入アップにも繋がります。
「このWebライターさんは手放したくない!」と、思ってもらえる存在になりましょう。
Webの知識
Webの知識と聞くと難しく感じるかもしれませんが、それほど高度な知識は必要ありません。
Webライターであれば、以下の2つの知識を身につけましょう。
・SEOの知識
・WordPressの知識
SEOの知識というのは、ざっくりいうと「Googleがどのような記事を評価しているのか」を知ることです。
Googleが掲げる10の理念を把握することで、Googleがどのようなことを大切にしているのかがわかります。
近年では、経験・権威性・専門性・信頼性を大切にしているので、一次情報を踏まえた質の高い記事が上位表示される傾向にあります!
最低限このような知識は身につけておきましょう。
そのほか、SEOのプロが細かなノウハウを出しているので、YouTubeや書籍で勉強しておくことも大切です。
続いて、WordPressの知識です。
WordPressとは、ホームページなどを作るためのソフトウェアのこと。
細かな知識は必要ありませんが、最低限WordPressを操作できるようになる必要があります。
Webライターは書くだけでなく、入稿作業も請け負うことが多いからです。
Webライターは競合が多いとお伝えしましたが、WordPressを触れない「なんちゃってライター」みたいな人も多いので、WordPressを操作できるだけで差別化できますよ。
自分のブログを作っておけば記事執筆の練習にもなりますし、WordPressの操作もできるので一石二鳥ですね。
WordPressの開設方法は、以下の記事を参考にしてください。
Webライターになるための心構え
Webライターは時間と場所に縛られずに働けることに加え、参入障壁も低く魅力がある仕事です。
ただし、「参入障壁が低い=だれでも簡単に稼げる」わけではありません。
簡単に稼げると思い始めてみたところ、「低単価な仕事ばかりで稼げない」といって辞めていった人をたくさん見てきました。
どんな仕事もそうですが、個人で稼ぐのは簡単ではありません。
まずはこのマインドを変える必要があります。
なんの成果も出していない新入社員が、1ヶ月目から20万円もらえるという会社の仕組みが異常なのですが、それが当たり前だと思っている人は要注意です。
「自分で事業を行う」という心構えで挑戦する必要があります。
・最初は低単価があたりまえ
・自分という看板に実績を作る
・しっかりと成果を出す(クライアントを稼がせる)
このような考えを持ちましょう。
とはいえ、副業から始めればなんのリスクもないので、安心して始められますよ。
Webライターに向いている人の特徴
少し厳しいこともお伝えしましたが、ここまでの内容を読んで「自分はWebライターに向いているのだろうか?」と、疑問に感じている方も多いはずです。
ここからは、ぼくの経験をもとにWebライターに向いている人の特徴をお伝えします。
Webライターに向いている人の特徴は、次のとおりです。
・調べるのが好き
・文章を書くのが苦痛ではない
・自己管理ができる
・新しい知識を身につけるのが好き
・自分で目標を立てられる
Webライターは書く仕事と思われがちですが、あらゆる情報を調べてわかりやすくまとめるのが仕事であるため、書く時間よりも調べる時間のほうが長くなる場合もあります。
・自分が疑問に感じたことを納得できるまで調べられるか
・主張に対して論理的なエビデンスを持ってこれるか
このように、文章力よりもリサーチ力のほうが求められます。
豊富なリサーチができれば、あとは情報をまとめるだけなので、執筆自体はそこまで大変ではありません。
また、自由に働ける分、自己管理が求められます。
納期に遅れるのは論外なので、自分でしっかりとスケジュールを決めて行動しなければいけません。
さらに、Webライターとして長く活躍するには、今後どのようになりたいか、どれくらいの収入が欲しいかなど、自分なりの目標を立ててスキルアップしていく必要があります。
Webライターのスキルアップ方法
稼げるWebライターになるには、スキルが必要です。
とはいえ、どのようにスキルアップすればいいのかわからない方も多いはず。
ぼくが重要だと感じているのは、ライティングと論理的思考なので、その2つを中心にお伝えします。
実践で磨くWebライティング力
Webライティング力を磨くには、実際に記事を作成する実践が一番効果的です。
ライティングに関するノウハウはたくさんありますが、結局のところ書かなければ身につきません。
何か1つ題材(キーワード)を決めて、それに関する記事を書いてみましょう。
自分が書いた記事は実績にもなるので、案件を受ける際にも役立ちます。
①題材を決めて書く
②声に出して読んでみて違和感がないか確かめる
③記事を実際に公開する
④フィードバックをもらう
⑤書いた記事をもとに案件を取る
たとえば、不動産系の案件を取りたいのであれば、不動産系のキーワードで記事を書いてみるのがおすすめです。
なお、最短でスキルを身につけるには、Webライターとして活躍している人から添削してもらいましょう。
添削してもらうことで、自分では気づけなかった部分に気づけるので、ライティング力がアップします。
ココナラなどで文章添削サービスを出している方もいるので、依頼してみるのがおすすめです!
また、人の文章をそのまま書き写す「写経」もおすすめです。
実績にはできませんが、写経をすることで文章のリズムなどが身につきます。
「ここでこういう言い回しをするのか」など、具体的なノウハウが学べますよ!
論理的思考を学ぶ
Webライターには論理的思考が欠かせません。
論理的思考がないと、文章がまとまらないからです。
文章は基本的に、以下の流れで進みます。
・主張
・理由
・具体例
・まとめ
論理的思考はこの「理由」の部分で求められます。
たとえば、悪い例をお伝えします。
主張:夜になると眠くなります
理由:なぜなら暗くなると人は眠くなるからです
こんな文章があったとしたらツッコミどころ満載ですよね。
でも実際にこのような文章を書く人がいるんです。
より納得できる文章にするためには、理由の部分でしっかりとした根拠を伝える必要があります。
主張:夜になると眠くなります
理由:なぜなら、暗くなるとメラトニンというホルモンが分泌されるためです
これだと、夜に眠くなるメカニズムがわかりますよね。
シッチャカメッチャカな文章にならないためにも、主張に対する「なぜ?」を明確にしましょう。
複雑なことでも整理して、根拠を明確にするクセをつけることで、論理的思考は鍛えられます。
Webライターになるためのステップ
Webライターになるためのステップは、学習→実践→案件受注、の3ステップが基本です。
学習:Webライティングの基礎知識を学ぶ
実践:ブログ等で記事を作成し、実績を積む
案件受注:クラウドソーシング等で案件を受注する
案件を受注するには、自分の頭で学習するだけでなく「カタチ」として残す必要があります。
「こんな文章を書けます!」といっても、実際に書いた記事がなければクライアントは判断できませんよね。
クライアントに信頼してもらうためにも、学んだことを自分のブログにアウトプットして形にしましょう。
Webライターの収入を上げる方法
Webライターの収入を上げる方法は2つあります。
①記事の単価を上げる
②依頼件数を増やす
副業でWebライターをするのであれば、記事の単価を上げるのがおすすめです。
なぜなら副業の方は本業との兼ね合いがあり、時間的制約を受けるからです。
専業ライターであれば、数をこなす方法もあるのですが、副業の方は単価を上げたほうが無理なく稼げます。
副業時代は週に2本が限界だったのですが、文字単価2円の案件を受注できたので、月に5万円の副業収入が得られました。
ちなみに記事の単価は自動的には上がっていきません。
単価を高めるには、クライアントに交渉する必要があります。
とはいえ、クライアントに何もメリットがない状態で単価は上げてもらえません。
単価交渉をする際には、次のポイントを押さえておきましょう。
・手放したくないライターになれているか
・クライアントの負担を減らせているか
詳しくは、「現役Webライターが単価交渉を成功させるコツと本質を解説」の記事で解説しているので、ぜひ参考にしてください。
Webライターメリット・デメリットに関するQ&A
- Webライターの仕事で一番魅力的なのは何ですか?
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Webライターの一番の魅力は自由な働き方ができることです。時間と場所を選ばずに、自分のペースで仕事ができるのが大きなメリットです。
- Webライターの稼げる額にはどの程度の幅がありますか?
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未経験の方の場合、月1〜3万円程度からスタートすることが多いです。経験を積み実力を付けることで、月30〜50万円は十分に狙えます。
- Webライターのストレスになりやすい点は何でしょうか。
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仕事内容は自由ですが、依頼案件を自分で獲得しなければ収入が得られない点にはプレッシャーがあります。また、合わないクライアントとのコミュニケーションがストレスになりやすい点です。
まとめ
本記事ではWebライターのメリット・デメリットについて解説しました。
副業の選択肢は豊富にあるので、Webライターに挑戦するべきかどうか悩んでいる方も多いと思います。
Webライターは簡単に始められるけど、稼ぐには継続が必要です。
とはいえ、Webライターとしてのスキルを身につければあらゆるビジネスに応用が効くので、個人的にはかなりおすすめです。
副業から始めるのはリスクゼロなので、ぜひトライしてみてください!