・Webライターにはどんな種類があるの?
・それぞれの特徴が知りたい
・初心者には何がおすすめなの?
フリーランスのWebライターとして活動しています!
今回はこんな疑問を解決できる記事を書きました!
このような疑問にお答えします。
- 本記事の内容
・Webライターの種類7選
・初心者におすすめなのはSEOライター
・Webライターのキャリア
Webライターって仕事は聞いたことあるけど、具体的にどんな仕事をするのかわからないや。
このように感じている方も多いのではないでしょうか?
実はWebライターは大きく分けて7つの種類があるので、Webライターと聞いただけではどのような仕事なのかわからないのは当たり前なんです!
「職業はスポーツ選手です!」と、言われても何のスポーツかわからないのと同じ感覚です。
そこで、この記事ではWebライターの種類を7つ紹介します。
結論から言うと、これからWebライターを始める方は、SEOライターからのスタートがおすすめです!
実際にぼくもSEOライターからスタートし、仕事の幅を広げました。
ただ、人それぞれ得意なことや興味があることは異なるので、自分に合ったものを選びましょう!
Webライターのキャリアについても紹介するので、ぜひ参考にしてください。
Webライターの種類7選
株式会社PLAN-B(運営サイト:エラベル)の調査によると、Webライターは「大人がなりたい職業ランキング1位」になるほど人気の職業です。
理由は以下のとおりです。
・場所や時間にしばられず自由に働けるから
・文章を書くのが好きだから
・年を取っても働けそうだから
しかし、Webライターと一口に言っても仕事内容は多岐に渡ります。
仕事内容はわからないけどWebライターってなんかいいな。
これだと目指すべき方向が曖昧になっちゃうので、まずはWebライターの種類を把握しましょう!
①SEOライター
②セールスライター
③コピーライター
④取材ライター(インタビューライター)
⑤シナリオライター
⑥PRライター
⑦Eブックライター
1つずつ解説します!
①SEOライター
SEOライターとは、Googleなどの検索エンジンで検索した際に、上位に表示されるような質の高い記事を書くライターです。
SEOとは「検索エンジン最適化(Search Engine Optimization)」の略語。
記事が上位に表示されるための施策を「SEO対策」と呼びます。
Web記事では情報の網羅性や専門性など、さまざまな項目で評価され検索順位が決まります。
上位表示されるために必要な知識を学び、記事に落とし込むのがSEOライターの仕事と言えるでしょう。
具体的な仕事の流れは以下のとおりです。
・個人や企業からキーワードを渡される
・そのキーワードで検索する人が何を知りたいのかを調べる
・知りたい情報を満たした記事を書く
SEOライターが書く記事の多くは、集客を目的としています。
記事の質によって個人や企業の集客に影響すると考えましょう。
文字単価は1円〜3円で設定されていることが多く、専門知識があれば3円以上十分に狙えます!
②セールスライター
セールスライターは、商品やサービスを売るための記事を書くライターです。
具体的には広告用ランディングページやステップメールを書きます。
・ランディングページ:資料請求や商品購入を促すページ
・ステップメール:事前に決めたシナリオに沿って段階的に送るセールスメール
セールスライターは、読者がその商品やサービスを欲しくなるような文章を書く必要があります。
心理学やマーケティングの知識が必要で、ライターのなかでも難易度は高めです。
その分報酬は高く、人気のセールスライターであれば1記事で数十万円の報酬を得られます。
③コピーライター
コピーライターは、商品やサービスのキャッチコピーを考えるライターです。
セールスライターは商品やサービスを売ることを目的としていますが、コピーライターは商品やサービスを印象付けるのが目的です。
・鼻セレブ
・そうだ京都、行こう
・カラダに、ピース
このような印象に残るフレーズを考える必要があります。
文字数は少なめですが、いいキャッチコピーが書けるようになると単価は上がっていきます。
コピーライターになるには、商品やサービスの分析力、マーケティング力なども必要です。
④取材ライター(インタビューライター)
取材ライターは、インタビューした内容をもとに記事を書くライターです。
インタビューは対面で行うこともありますが、最近ではZoomなどオンライン取材も増えています。
取材ライターは記事を書くだけでなく、コミュニケーション能力も求められます。
事前にどれだけ相手のことを調べられるか、その人に興味を持てるかが重要と言えるでしょう。
相手に気持良く話してもらうための話題の振り方や、ビジネスマナーなども意識する必要がありますね。
人への取材だけでなく、お店や施設が対象になることも。
文字単価の目安は1円〜5円ですが、それ以上の単価も狙えます。もちろん対面で会う場合は交通費なども支給されますよ。
取材ライターは人がやるからこそ意味があるので、AIに代替されにくい仕事の1つです。
⑤シナリオライター
シナリオライターは、YouTube動画やインターネット小説のシナリオを書くライターです。
そのなかでも最近増えているのが、YouTubeの解説動画の脚本を書く仕事。
いわゆる「解説動画」の案件が多いですね!
マニュアルがしっかりしている案件が多く、初心者でも取り組みやすいのが特徴です。
その分単価は少し低めで、シナリオ1本あたり2,000円〜5,000円程度の案件が多いです。
とはいえ、初心者でも採用されやすく継続しやすいので挑戦してみるのもいいでしょう。
実績を作り売れっ子ライターになれば高単価案件も狙えます。
⑥PRライター
PRライターとは、企業や官庁の広告宣伝をするライターです。
具体的な仕事内容は以下のとおりです。
・企業や官公庁のサイトに掲載する記事の執筆
・SNSの運用代行
・会社パンフレットや社内報の作成 など
上記はあくまでも代表的なもので、多岐にわたる仕事があります。
SNSの運用代行は大量発注されることが多く、次々と新しい投稿ネタを考えなければいけません。
単価は1投稿いくらという形になり、1投稿50円〜5,000円と、かなりの幅があります。
⑦Eブックライター
Eブックライターは、電子書籍の出版をサポートするライターです。
具体的にはクライアントが出版するKindleの構成作成や執筆代行、校正などです。
あまり案件数は多くないため、まずは自分で電子書籍を出版して実績を作り、その実績をもとに営業する必要があります。
クラウドソーシングでは案件を見かけないので、自分で開拓する必要がありますね。
電子書籍は文字数も多いので、1冊につき10万円以上の収入が見込めます。
実際にぼくもKindle編集の仕事を始め、2ヶ月で30万円ほど稼げました。
作業内容によっては1冊で20万、30万円といった高額の報酬を得ることも可能です。
記事を書くだけでなく、構成力など幅広いスキルが必要になると考えましょう。
初心者におすすめなのはSEOライター
Webライターの種類は7つあると解説しました。
①SEOライター
②セールスライター
③コピーライター
④取材ライター(インタビューライター)
⑤シナリオライター
⑥PRライター
⑦Eブックライター
この中で初心者に一番おすすめするのは、SEOライターです。
理由は以下の2つです。
・案件数が多い
・大きく稼げる可能性がある
しかし、同じSEOライターでも稼げるライターとそうでないライターがいるのは事実です。
ここからはSEOライターがおすすめの理由や、稼ぎやすいジャンルを紹介します。
案件数が多い
クラウドソーシングのWebライティングの案件の中で、最も案件数が多いのがSEOライティングです。
数年前から企業独自でメディアを持つ「オウンドメディア」が流行り、現在ではマーケティングの主流になっているためです。
案件数が多い分、初心者でも採用される確率が高まります。
とはいえ、すぐに受注するのは難しいので、10件、20件と、どんどん案件に応募していきましょう。
大きく稼げる可能性がある
大きく稼げる可能性があるのもSEOライターの魅力です。
最初は0.5円以下の案件しか受注できなかったとしても、そこから1円、2円、3円とステップアップしていけば、収入も増加します。
セールスライター、Eブックライターは大きく稼げますが、最初から挑戦するには難易度が高めかと。
シナリオライターもおすすめですが、SEOライターよりも単価が低い傾向にあります。
また、イレギュラーな案件も多いので、Webライターとして基礎的な文章力を身につけたいのであればSEO一択です。
SEOライターでおすすめのジャンル
稼げるSEOライターになるには、以下のジャンルがおすすめです。
・金融
・不動産
・美容、健康
・医療
・転職
・副業
これらのジャンルは、1件の成約に対する単価が高い傾向にあります。
たとえば、不動産の場合は1件の成約で何百万円もの利益が出ることも。その分ライターに支払える報酬も高く設定されています。
また、各業界の実務経験者などは優遇される傾向にあります。
2022年12月15日にGoogleは、検索品質評価ガイドインを更新して「経験」を重視するようになりました。
これまでは「専門性・権威性・信頼性」が重視されていましたが、新たに「経験」も重視されるようになったので、経験者の方はチャレンジしてみましょう。
それぞれのジャンルに関する詳しい内容は、以下の記事で解説しているので、ぜひ参考にしてください。
Webライターのキャリア
最後にWebライターのキャリア形成はどのようにすればいいのか、モデルケースを3パターン紹介します。
- パターン①
・SEOライターからスタート→特化型ライターになる
- パターン②
・SEOライターからスタート→継続してディレクターになる
- パターン③
・SEOからスタート→報酬が高い傾向にあるセールスライターやインタビューライター、Eブックライターになる
いずれにせよSEOライターからスタートするのがおすすめです。
キャリアは経験・好みによって異なるので、この3パターンはあくまでも参考程度に考えてください。キャリアの広がりは無限大です。
まとめ
この記事では、Webライターの種類を7つ紹介しました。
①SEOライター
②セールスライター
③コピーライター
④取材ライター(インタビューライター)
⑤シナリオライター
⑥PRライター
⑦Eブックライター
これからWebライターを始める方は、まずSEOライターからスタートするのがおすすめです。
SEOライターにトライすれば、Webライターとしての基礎力が身につきます。
SEOライターの案件はクラウドソーシングにも大量にあるので、自分ができそうな案件にどんどん応募してみましょう!